今回は先日ブログでも取り上げたCT125のエンジンオイルについて書いてみます。
CT125エンジンオイル基本データ
- 推奨エンジンオイル Honda純正ウルトラG1
- 必要量700ml(全容量は900ml)
- 交換時期 初回1,000㎞または1か月 それ以降3,000㎞または1年ごと
となっています。ちなみに、上記のウルトラG1以外をいれる場合のデータとして
- JASO T 903 規格:MA
- SAE 規格:10W‐30
- API 分類:SG・SH・SJ・SL 級相当
となっています。簡単に上から説明すると
【JASO T 903 規格:MA】
まずJASO規格についてですが、日本自動車規格によって定められたエンジンオイルの特性を表す規格のことで、摩擦特性を表す規格です。色々分類があるようですが、ミッション車に向いているなどで変わるようです、CT125はMAとのこと。正直この規格はこの記事を書くまで私知りませんでした(^^;)あんまりオイルの種類を頻繁に変えて試すということをしてこなかったのと、説明されている方も見かけたことなかったので。Google先生では聞くといっぱい情報がでたので単純に勉強不足ですね、反省(^^;)
【SAE 規格:10W‐30】
これはオイルの粘度を表す規格まあオイルのかたい、やわらかいを表す数字です。前の【10W】の数字は低温粘度を表していて数字が小さいほど低温でもサラサラしているということです。ちなみに【W】はwinterの略らしい。後ろの【30】の数字は高温粘度を表していて数字が大きいほど高温時にも粘度を保っているということになります。
まあ難しく考えることなくサラダ油とかでもフライパンの温度によってサラサラ具合が違いますよね。つまりオイルは温度によってサラサラ具合が変化します。で、このオイルは温度が低くてもサラサラしているか、温度が高くなってもサラサラになりすぎてエンジンのなかで油切れをおこさないかという具合を示している数字と考えればよいと思います。
【API 分類:SG・SH・SJ・SL 級相当】
これはオイルの品質を表す規格です。まあよほど見たこともない格安の怪しいエンジンオイルを買わない限り要件を満たしていると思うので、あまり気にすることもないかと思います。
HondaウルトラG2のチョイスについて
この前あげたエンジオイル交換ブログではHondaウルトラG2(今後はG2表記)をチョイスしていますが、その理由について。
HondaウルトラG1(今後はG1表記)とG2の違いですが、表記上での違いはSAE 規格の部分が違います。G1は【5W-30】G2は【10W-40】となっています。今回G2をチョイスした理由は夏場(もう秋が来る季節ですが、まだまだ暑い)の暑さを考えたというのが最大の理由です。エンジンオイル交換する前はエンジンの振動が気になっていました。G2に交換してからは振動も少なくなりましたし、シフトチェンジのフィーリングも格段に良くなりました。これは交換のときにスーパーゾイルも添加しているのでG2だけの効果とは言えませんが、この暑さからするとG2を選択するのが正解な気がします。
このHondaがだしているウルトラシリーズはG1からG4までのランクがあって少しづつ高級に(値段が上がって)なっていきます。正直CT125を含めたスーパーカブシリーズでG3やG4を入れる理由はサーキットなどで走るといった特殊環境での走行を想定した方の話かと思います。といっても今後一度は試してみたい気持ちはあるのですが(^^;)
まとめ
エンジンオイルには正直正解がないように思いますが、自分のお財布と相談しながらいいものを見つけたいですねー。その時にエンジンオイルの最低限の知識、まあ今回でいえばオイルの粘度ですが、をおさえておけば選ぶときに役立つかなと思います。
まあ推奨の純正が間違いないんですが、こう気温の高低があるとちょっと考えてあげたほうがよいかなと思います。ちなみに、今回はG2チョイスですが、冬場はG1にすると思います。
しかし、これは結構言われることですが、高級オイルを入れて交換サイクルが伸びるくらいなら安いオイルを頻繁に交換したほうがいいです。オイルは劣化します、どんな高級オイルを入れていても劣化は避けられないので、高級オイル入れたしもうちょっと交換するの後でも…なんてならないように注意しましょう!
と自分自身への戒めでした~(^^;) ではまた~
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